今回はこの時期、これからの時期においしい旬の果物、桃・ぶどうの3つをご紹介します。 特に夏〜秋に旬を迎える果物には、厳しい残暑を乗り越えるのに必要な成分を豊富に含むものが多くなっています。これらの果物に多く含まれている栄養成分は、ビタミン・カリウムです。クエン酸も含まれていて、疲労回復に役立ちます。また、汗をたっぷりかくと、体内のミネラルバランスが崩れやすいのですが、カリウムは、このバランスを整えてくれます。水分も豊富なスイカや桃は、特におすすめです。 果物に限らず、野菜や魚など、旬の食品を食べることは、とても合理的なことが多いのです。
●栄養 桃の食物繊維には、整腸作用のあるペクチンが豊富なので、便秘対策にも効果的です。 ペクチンは、りんごや海藻などにも含まれる水溶性の食物繊維の一種で、糖尿病や動脈硬化の予防、またダイエットにもおすすめです。 また、降圧作用や利尿作用もあるカリウムも多く含まれますので、高血圧も予防できます。 ●おいしい桃の選び方 しっかりと全体にうぶ毛があり、香りの強いものがおいしい桃です。皮の色は濃い方が甘みがあり、色の濃い部分に白い斑点が出ていれば、より甘くておいしい桃です。 ●保存方法 桃は紙に包んで、風通しの良いところで常温保存しておきます。硬い状態のまま冷やすと甘みは出ず、冷やしすぎても味が落ちてしまいます。常温で保存して、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすとちょうど良いでしょう。指で軽く押してみて、軟らかくなっていれば食べごろです。 ●栄養 ぶどうの皮や種にはポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールは抗酸化力が強く、動脈硬化やがんの予防にも効果があると言われています。他にも、カリウムなどのミネラルも多く含んでいます。 ●おいしいぶどうの選び方 粒が揃っていて、皮にハリがあり、軸が太くて粒がポロポロ落ちないものが新鮮です。また、ぶどうの粒の表面についている白い粉は、ブルームといって、これは乾燥や病気から守るためにぶどうの実から出たものなので、粉がきれいに付いているものを選びましょう。ぶどうは、茎のついている部分、上の方が甘みが強くなっています。下の方を食べてみて甘いものは、上の方はもっと甘くおいしいということですね。 ●保存方法 ぶどうは日持ちがしないので、なるべく早く食べ切るようにしてください。冷やしすぎは良くないので、日の当たらない涼しい場所で保存し、食べる直前に冷やすようにしてください。